過去の記事一覧
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子宮内膜症の術後にARTで一児を得た不妊患者において、2回目の生児出産率が高いということを示した論文…
子宮内膜症の手術を受けARTで一児を得た不妊患者において、2回目の生児出産率は高く78%という結果が得られ、自然妊娠は54%を占めました。2回目の自然妊娠の予測…
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35歳未満の女性におけるⅠ型糖尿病とAMHの関係性についての論文
35歳未満の女性において、I型糖尿病を有している場合には糖尿病を有していない女性と比較し、AMHレベルは有意に低下するという結果が得られています。このような差異…
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世界におけるARTの実施状態とその結果について調査した論文
世界的にみてARTの実施状況を調べたところ、その利用頻度と有用性は国によって大きな差はあるものの比較的一定しているという結果が得られました。単一胚移植および凍結…
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IVFおよびICSIにおける累積生児出産率と採卵数の関係について示した論文
IVF/ICSIにおいて、累積生児出産率は採卵数と比例し上昇するということを示した論文をご紹介します。Conventional ovarian stim…
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IVFまたはICSIを受けた卵管留水腫を有する女性における妊娠継続率について、子宮鏡下卵管閉鎖術と腹…
IVF/ICSIを受けた卵管留水腫を有する女性において、子宮鏡下卵管閉鎖術は腹腔鏡下卵管切除術よりも継続妊娠率という点から劣っているという結果が得られました。…
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同一月経周期に2回刺激採卵する方法が、低反応性の不妊症患者でも有効である可能性を示した論文について
ARTで同一月経周期に2回刺激採卵する方法(Duo Stim)は、担がん患者になど急を要する採卵で採卵数をなるべく増やしたいときに使われている方法ですが、低反応…
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過体重や肥満男性は、精液量や精液濃度、総精子数において少ない傾向があることを示した論文
過体重や肥満男性は、そうでない男性と比較して精液量、精液濃度、総精子数が少ない傾向にあり、妊娠を考える男性はBMIを適正に保つ必要があります。過体重…
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35歳以上の女性において、乳製品摂取量がARTでの生児出産率に影響するという論文
IVFを受けた女性を対象とし調査した結果、35歳以上の女性では乳製品摂取量が多い人が少ない人よりARTでの生児出産率が有意に高くなりました。それは、35歳未満で…
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原因不明不妊女性に対する抗酸化剤であるビタミンC、ビタミンE、βカロチン投与について
BMI25未満の原因不明不妊女性では、ビタミンCの摂取量を増やすことによって、妊娠までの期間が短縮します。一方BMI25以上では、βカロチン摂取量増量で妊娠まで…
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IVFにおいて、全粒穀物の摂取量と生児出産率に相関があることを示した論文
IVFにおいて、全粒穀物摂取量が多い女性は、少ない女性より生児出産率が高いという結果が得られました。摂取量が多い女性は子宮内膜が厚くなりやすく、その結果、生児出…
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